幻想学園 決闘伝 第3話



注:前回まで同様普通にデュエルします。そんなんじゃ満足できないぜと言う方はお帰りください。それ以外の人は「おい、デュエルしろよ」









































カイトの家では大会に向けて皆であつまりデッキの調整を行っていた。

ガ「むう、セラフィを使うためにも光属性が欲しいが何を使おうか・・・」

カ「ライオウなんてどうだ?雷族だし相性はいいと思うが・・・」

ガ「悪くないけどレシスの邪魔になるからタイミング次第だな。あとは墓地肥やしにも使えるライコウかな?」

テ「しかしそこまでしてセラフィを使う必要はあるのか?」

ガ「ロマンだよ。ロマン。出来ることなら全部使いたいんだよ」

ア「それにしても大会前に禁止・制限改定ですか(2012年3月1日改定)」

カ「まあ、大会期間は長期に渡りそうだから途中で変わるのはあるかとは思っていたがまさか開始前とはな・・・。紫以外の誰かのせいがするぜ」

・・・さて誰のことやら

カ「分かってんだろうが」

・・・紫様と言い貴方といい地の文に反応しないで!(泣

ミ「誰と話してるの?」

カ「なんでもない。それで今回の改訂で被害受けたのは誰?」

ア「私はトリシューラ禁止で切り札が減りました・・・」

ガ「どんまい。てかあと被害食らってそうなのカイトじゃね?」

カ「へ?・・・ああ!TGストライカーとアース制限でグローアップ・バルブ禁止じゃねーか!アースはまだしも後の二つ、てかグローアップ・バルブがきつい・・・」

テ「今回の改訂はダストシュート以外はほぼチューナーとシンクロの規制強化だな」



ソ「こんなものかな?誰かテストデュエルしてくれない?」

テ「俺が相手をしよう。丁度俺も調整が終わったところだからな」

ソ「テラが相手か・・・。よし!負けないからな!」

リ「それじゃあコイントスで先攻後攻を選ぶぞ」

ソ「もちろん俺は表」

リ「じゃあテラが裏ということで。よっ・・・・裏だな」

テ「それじゃあ先攻をもらおう」


テ・ソ「「デュエル!!」」


 テラ【古代兵器の力】 LP8000
           VS
           ソラ【繋がる心】 LP8000


テ「俺のターン。ドロー」

テ「フィールド魔法、歯車街を発動」


歯車街(ギア・タウン)/Geartown》 †
フィールド魔法
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを召喚する場合に
必要なリリースを1体少なくする事ができる。
このカードが破壊され墓地に送られた時、自分の手札・デッキ・墓地から
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター1体を特殊召喚する事ができる。


テ「さらに古代の機械騎士を召喚してカードを2枚セット。これでターンエンドだ」


《古代の機械騎士(アンティーク・ギアナイト)/Ancient Gear Knight》 †
デュアルモンスター
星4/地属性/機械族/攻1800/守 500
このカードは墓地またはフィールド上に表側表示で存在する場合、
通常モンスターとして扱う。
フィールド上に表側表示で存在するこのカードを通常召喚扱いとして再度召喚する事で、
このカードは効果モンスター扱いとなり以下の効果を得る。
●このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。


フィールド:歯車街(テラ)
テラ  LP8000:手札2: 機械騎士、伏せ2
ソラ  LP8000:手札5:なし


ソ「俺のターン、ドロー」

ソ「う〜ん、この手札なら・・・。E−エマージェンシーコールを発動!この効果でエアーマンを手札に加える」


《E(イー)−エマージェンシーコール/E - Emergency Call》 †
通常魔法
自分のデッキから「E・HERO」と名のついたモンスター1体を手札に加える。


ソ「そしてこの効果で加えたエアーマンを召喚!」


《E・HERO(エレメンタルヒーロー) エアーマン/Elemental HERO Stratos》 †
効果モンスター(制限カード)
星4/風属性/戦士族/攻1800/守 300
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
次の効果から1つを選択して発動する事ができる。
●自分フィールド上に存在するこのカード以外の
「HERO」と名のついたモンスターの数まで、
フィールド上に存在する魔法または罠カードを破壊する事ができる。
●自分のデッキから「HERO」と名のついた
モンスター1体を手札に加える。


ソ「召喚に成功したことで効果発動。俺が選択するのは・・というかこれしか発動できないよな・・・。ともかくデッキからプリズマーを手札に加える」


《E・HERO(エレメンタルヒーロー) プリズマー/Elemental HERO Prisma》 †
効果モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1700/守1100
自分のエクストラデッキに存在する融合モンスター1体を相手に見せ、
そのモンスターにカード名が記されている融合素材モンスター1体を
自分のデッキから墓地へ送って発動する。
このカードはエンドフェイズ時まで墓地へ送ったモンスターと同名カードとして扱う。
この効果は1ターンに1度しか使用できない。


ガ「エアーマンが倒せ〜ないよ〜」

カ「※倒せます」

ソ「カードを2枚セットしてターンエンド」


フィールド:歯車街(テラ)
テラ  LP8000:手札2: 機械騎士、伏せ2
ソラ  LP8000:手札4:エアーマン、伏せ2


テ「俺のターン、ドロー」

テ「永続魔法、古代の機械城を発動」


《古代の機械城 (アンティーク・ギアキャッスル)/Ancient Gear Castle》 †
永続魔法
フィールド上に表側表示で存在する「アンティーク・ギア」と名のついた
モンスターの攻撃力は300ポイントアップする。
モンスターが通常召喚される度に、このカードにカウンターを1つ置く。
「アンティーク・ギア」と名のついたモンスターを生け贄召喚する場合、
必要な生け贄の数以上のカウンターが乗っていれば、
このカードを生け贄の代わりにする事ができる。


テ「機械城の効果で機械騎士の攻撃力は300ポイントアップ。さらに古代の機械工兵を召喚する。通常召喚に成功したため、機械城(1)にカウンターが1つ乗る。もちろん機械工兵も機械城の効果が適応され攻撃力上昇」


《古代の機械工兵(アンティーク・ギアエンジニア)/Ancient Gear Engineer》 †
効果モンスター
星5/地属性/機械族/攻1500/守1500
このカードがフィールド上に表側表示で存在する限り、
このカードを対象にする罠カードの効果を無効にし破壊する。
このカードが攻撃する場合、
相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動する事ができない。
また、このカードが攻撃したダメージステップ終了時、
相手フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。


機械騎士 ATK:1800→2100
機械工兵 ATK:1500→1800

ミ「あれ?上級モンスター?」

カ「歯車街を忘れないであげて」

ミ「あ、そうだった」

テ「バトル、機械騎士でエアーマンを攻撃」

ソ「うわっ」LP8000→7700

ソ「機械騎士が再度召喚されて無くてよかった。トラップ発動!ヒーロー・シグナル!」


《ヒーロー・シグナル/Hero Signal》 †
通常罠
自分フィールド上のモンスターが戦闘によって破壊され
墓地へ送られた時に発動する事ができる。
自分の手札またはデッキから「E・HERO」という名のついた
レベル4以下のモンスター1体を特殊召喚する。


ソ「この効果でオーシャンを攻撃表示で特殊召喚!」


《E・HERO(エレメンタルヒーロー) オーシャン/Elemental HERO Ocean》 †
効果モンスター
星4/水属性/戦士族/攻1500/守1200
1ターンに1度、自分のスタンバイフェイズ時に発動する事ができる。
自分フィールド上または自分の墓地に存在する
「HERO」と名のついたモンスター1体を選択し、持ち主の手札に戻す。


ガ「なんで機械騎士が再度召喚されてなくてよかったんだ?」

カ「再度召喚されていればアンティーク・ギアの共通効果でダメステ終了まで魔法・罠が使えないだろ?ヒーロー・シグナルの発動タイミングは実はダメージステップ中のみだから発動不可になってしまうわけ」

ガ「なるほど」

テ「だが機械工兵のほうが攻撃力は上だ!オーシャンをむざむざ犠牲にするつもりか」

ソ「それはどうかな?」

テ「何?」

ソ「攻撃宣言前にトラップ発動!ヒーロースピリッツ!」


《ヒーロースピリッツ/Hero Spirit》 †
通常罠
自分フィールド上の「E・HERO」と名のついたモンスターが
戦闘によって破壊された場合、
そのターンのバトルフェイズ中に発動する事ができる。
相手モンスター1体からの戦闘ダメージを0にする。


テ「くっ、プレイヤーやモンスターといった表記の無い戦闘ダメージを0ということは破壊もなくダメージも通らないというわけか」

ソ「へへっ」

ガ「てかそれなら和睦でいいんじゃ・・・」

ロ「ヒーロー使いとしてのこだわりだって」

ガ「さいですか」

テ「俺はこれでターンエンドだ」


フィールド:歯車街(テラ)
テラ  LP8000:手札1: 機械騎士、機械工兵、伏せ2、機械城(1)
ソラ  LP7700:手札4:オーシャン


ソ「俺のターン、ドロー」

ソ「スタンバイフェイズにオーシャンの効果発動。エアーマンを手札に加える。さらにHERO’S ボンドを発動!」


《HERO’S(ヒーローズ) ボンド/HERO's Bond》 †
通常魔法
フィールド上に「HERO」と名のついたモンスターが存在している時に発動する事ができる。
手札からレベル4以下の「E・HERO」と名のついたモンスター2体を特殊召喚する。


ソ「この効果でプリズマーとエアーマンをそれぞれ攻撃表示で特殊召喚!そしてエアーマンの効果でスパークマンを手札に加える」


《E・HERO(エレメンタルヒーロー) スパークマン/Elemental HERO Sparkman》 †
通常モンスター
星4/光属性/戦士族/攻1600/守1400
様々な武器を使いこなす、光の戦士のE・HERO。
聖なる輝きスパークフラッシュが悪の退路を断つ。


ソ「まだまだ!プリズマーの効果発動!エクストラデッキの融合モンスターを見せてその素材の内1体を選択して自分のデッキからそのカードを墓地へ送ることでプリズマーはそのモンスターと同じ名前になる。」

ソ「俺はプラズマヴァイスマンを見せてデッキからエッジマンを墓地へ送る」

カ「これでエッジマンとスパークマンが揃ったな」

ソ「そして融合を発動!フィールドのエッジマンとなったプリズマーとスパークマンを融合!現れよ!プラズマヴァイスマン!」


《融合(ゆうごう)/Polymerization》 †
通常魔法
手札・自分フィールド上から、融合モンスターカードによって決められた
融合素材モンスターを墓地へ送り、その融合モンスター1体を
エクストラデッキから特殊召喚する。


E・HERO(エレメンタルヒーロー) プラズマヴァイスマン/Elemental HERO Plasma Vice》 †
融合・効果モンスター
星8/地属性/戦士族/攻2600/守2300
「E・HERO スパークマン」+「E・HERO エッジマン」
このモンスターは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が越えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
手札を1枚捨てる事で相手フィールド上の攻撃表示モンスター1体を破壊する。


ソ「バトル!プラズマヴァイスマンで機械騎士を攻撃!」

テ「くっ」LP8000→7500

ソ「エアーマンで機械工兵を攻撃!」

テ「だが相打ちだ!」

ソ「まだオーシャンが残ってる!オーシャンでダイレクトアタック!」

テ「これ以上はやらせない!リバースカードオープン!サイクロン!」


《サイクロン/Mystical Space Typhoon》 †
速攻魔法
フィールド上に存在する魔法・罠カード1枚を選択して破壊する。


ソ「サイクロン!?でも俺のフィールドには何も・・・」

テ「お前のフィールドじゃない!破壊するのは・・・機械街!!」

ソ「しまった!」

テ「機械街が破壊されたことにより効果発動!アンティーク・ギアと名のついたモンスターを特殊召喚する!来い!古代の機械巨竜!」


《古代の機械巨竜(アンティーク・ギアガジェルドラゴン)/Ancient Gear Gadjiltron Dragon》 †
効果モンスター
星8/地属性/機械族/攻3000/守2000
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで魔法・罠カードを発動できない。
以下のモンスターをリリースして表側表示でアドバンス召喚した
このカードはそれぞれの効果を得る。
●グリーン・ガジェット:このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
●レッド・ガジェット:このカードが相手ライフに戦闘ダメージを与えた時、
相手ライフに400ポイントダメージを与える。
●イエロー・ガジェット:このカードが戦闘によって相手モンスターを破壊した場合、
相手ライフに600ポイントダメージを与える。


テ「もちろんその攻撃力は機械城の効果で上昇する」

機械巨竜 ATK:3000→3300

ソ「うっ・・・攻撃を中止。ターンエンド」


フィールド:なし
テラ  LP7500:手札1:機械巨竜、伏せ1、機械城(1)
ソラ  LP7700:手札2:オーシャン、プラズマヴァイスマン


テ「俺のターン、ドロー」

テ(このカードは今は使えないか・・・)

テ「このままバトルだ!機械巨竜でプラズマヴァイスマンを攻撃!」

ソ「くぅ」LP7700→7000

テ「ターンエンド」


フィールド:なし
テラ  LP7500:手札2:機械巨竜、伏せ1、機械城(1)
ソラ  LP7000:手札2:オーシャン


ソ「俺のターン、ドロー」

ソ(よし!このカードなら!)

ソ「スタンバイフェイズにオーシャンの効果でエアーマンを手札に加えてメインフェイズで召喚!エアーマンの効果でバブルマンを手札に加える。そして・・・手札のバブルマンをコストにして速攻魔法!超融合発動!」


《超融合(ちょうゆうごう)/Super Polymerization》 †
速攻魔法
手札を1枚捨てる。
自分または相手フィールド上から融合モンスターカードに
よって決められたモンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
このカードの発動に対して、魔法・罠・効果モンスターの効果を発動する事はできない。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)


テ「まさか!俺の機械巨竜を素材にするつもりか!」

ソ「俺のフィールド上のE・HERO エアーマンとテラのフィールド上の地属性モンスター 古代の機械巨竜を超融合!現れよ!大地のヒーロー!E・HERO ガイア!


《E・HERO(エレメンタルヒーロー) ガイア/Elemental HERO Gaia》 †
融合・効果モンスター
星6/地属性/戦士族/攻2200/守2600
「E・HERO」と名のついたモンスター+地属性モンスター
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが融合召喚に成功した時、
相手フィールド上に表側表示で存在するモンスター1体を選択して発動する。
このターンのエンドフェイズ時まで、選択したモンスター1体の攻撃力を半分にし、
このカードの攻撃力はその数値分アップする。


ソ「でも今の状況じゃ効果は意味が無い。だけどテラのフィールドはこれでがら空きになった!バトルフェイズ!ガイアで攻撃!」

テ「くそっ!トラップ発動!リビングデッドの呼び声!」


《リビングデッドの呼び声/Call of the Haunted》 †
永続罠(準制限カード、12/03/01から無制限カード)
自分の墓地からモンスター1体を選択し、表側攻撃表示で特殊召喚する。
このカードがフィールド上から離れた時、そのモンスターを破壊する。
そのモンスターが破壊された時、このカードを破壊する。


テ「対象は機械巨竜だ!」

ソ「うっ、せっかく処理できたと思ったのに・・・。メインフェイズ2でオーシャンを守備に変更して・・・ターンエンド」


フィールド:なし
テラ  LP7500:手札2:機械巨竜、リビデ、機械城(1)
ソラ  LP7000:手札2:オーシャン、ガイア


テ「俺のターン、ドロー」

テ「グリーン・ガジェットを召喚。効果でレッド・ガジェットを手札に加える。そして、機械城にカウンターが1つ乗る」


《グリーン・ガジェット/Green Gadget》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1400/守 600
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「レッド・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。


《レッド・ガジェット/Red Gadget》 †
効果モンスター
星4/地属性/機械族/攻1300/守1500
このカードが召喚・特殊召喚に成功した時、
デッキから「イエロー・ガジェット」1体を手札に加える事ができる。


テ「バトル。グリーンでオーシャンを攻撃」

ソ「破壊されるよ」

テ「機械巨竜でガイアを攻撃」

ソ「くっ、ガイアが・・・」LP7000→5900

テ(しかし引きがよくない。伏せられるカードが無いのは今後に響く)

テ「ターンエンドだ」


フィールド:なし
テラ  LP7500:手札3:グリーン、機械巨竜、リビデ、機械城(2)
ソラ  LP5900:手札2:なし


カ「さてこのドローで戦況を変えないと終わりだな」

ガ「どうしてだよ」

カ「フィールドはがら空き、手札は2枚、しかもテラの手札にはレッド・ガジェットがいるのは分かってる。絶望的な状況だ」

ソ「俺は諦めない!俺のターン、ドロー!」

ソ「このカードで絶望を希望に変えてみせる!手札から魔法発動!ホープ・オブ・フィフス!」


《ホープ・オブ・フィフス/Fifth Hope》 †
通常魔法
自分の墓地に存在する「E・HERO」と名のついたカードを5枚選択し、
デッキに加えてシャッフルする。
その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。
このカードの発動時に自分フィールド上及び手札に他のカードが存在しない場合は
カードを3枚ドローする。


ソ「この効果でオーシャン、エアーマン、プリズマー、プラズマヴァイスマン、ガイアをデッキに戻してシャッフル、そして2枚ドロー!」

ソ「・・・よし!手札の沼地の魔神王の効果発動!このカードを墓地へ捨てる事でデッキから融合を手札に加える!」


《沼地の魔神王(ぬまちのましんおう)/King of the Swamp》 †
効果モンスター
星3/水属性/水族/攻 500/守1100
このカードを融合素材モンスター1体の代わりにする事ができる。
その際、他の融合素材モンスターは正規のものでなければならない。
また、このカードを手札から墓地へ捨てる事で、
デッキから「融合」魔法カード1枚を手札に加える。


ソ「更に手札からミラクル・フュージョンを発動!」


《ミラクル・フュージョン/Miracle Fusion》 †
通常魔法
自分のフィールド上または墓地から、融合モンスターカードによって
決められたモンスターをゲームから除外し、「E・HERO」という
名のついた融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)


ソ「墓地のスパークマンと沼地の魔神王を奇跡融合!これが光り輝く灼熱のHERO!シャイニング・フレア・ウィングマン!」


《E・HERO(エレメンタルヒーロー) シャイニング・フレア・ウィングマン/Elemental HERO Shining Flare Wingman》 †
融合・効果モンスター
星8/光属性/戦士族/攻2500/守2100
「E・HERO フレイム・ウィングマン」+「E・HERO スパークマン」
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードの攻撃力は、自分の墓地に存在する「E・HERO」と名のついた
カード1枚につき300ポイントアップする。
このカードが戦闘によってモンスターを破壊し墓地へ送った時、
破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを相手ライフに与える。


カ「でたよ。シャイニング・沼地・ウィングマン」

ミ「その言い方はひどいと思う」

ガ「でも正規融合はあまりされないのは事実なんだよな〜」

テ「それで喜んでいるようだが生憎とお前の墓地のE・HEROの数は2枚だから攻撃力は600上がり3200、俺の機械巨竜のほうが攻撃力は100ポイント上だ」

ソ「確かに今のままなら機械巨竜を倒せない。だから場所変えだ!」

ソ「フィールド魔法発動!摩天楼スカイスクレイパー!」


《摩天楼(まてんろう) −スカイスクレイパー−/Skyscraper》 †
フィールド魔法
「E・HERO」と名のつくモンスターが攻撃する時、
攻撃モンスターの攻撃力が攻撃対象モンスターの攻撃力よりも低い場合、
攻撃モンスターの攻撃力はダメージ計算時のみ1000ポイントアップする。


ソ「バトル!シャイニング・フレア・ウィングマンで機械巨竜を攻撃!シャイニングシュート!」


シャイニング・フレア・ウィングマン ATK:3200→4200


テ「まさかこうくるとはな」LP7500→6600

ソ「さらにシャイニング・フレア・ウィングマンの効果で機械巨竜の攻撃力分のダメージを受けて貰う!」

テ「しまった!」LP6600→3600

ソ「カードをセットしてターンエンド」


フィールド:スカイスクレイパー(ソラ)
テラ  LP3600:手札3:グリーン、機械城(2)
ソラ  LP5900:手札0:シャイニング・フレア、伏せ1


テ「これはつらいな。俺のターン、ドロー」

テ(引きが悪すぎる。これを使うにはカードが足りない)

テ「グリーンを守備表示にし、モンスターをセットしてターンエンド」


フィールド:スカイスクレイパー(ソラ)
テラ  LP3600:手札3:グリーン、裏守備1、機械城(2)
ソラ  LP5900:手札0:シャイニング・フレア、伏せ1


ソ「俺のターン、ドロー」

ソ「トラップ発動!リビングデッドの呼び声!蘇れ!エッジマン!」


《E・HERO(エレメンタルヒーロー) エッジマン/Elemental Hero Bladedge》 †
効果モンスター
星7/地属性/戦士族/攻2600/守1800
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、
その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。


ソ「バトル!エッジマンでグリーンを攻撃!」

テ「守備表示にしたのが仇となったか・・・」LP3600→1600

ソ「シャイニング・フレアで裏守備を攻撃!」

テ「レッド・ガジェットだ。破壊される」

ソ「それなら効果ダメージが発生!」

テ「まだ終わっちゃいない!」LP1600→300

ソ「倒しきれなかったか。カードをセットしてターンエンド」


フィールド:スカイスクレイパー(ソラ)
テラ  LP0300:手札3:機械城(2)
ソラ  LP5900:手札0:シャイニング・フレア、エッジマン、リビデ、伏せ1


カ「今度はテラがピンチか」

ガ「手札に打開策が残ってないかぎりアウトだな」

テ「俺のターン、ドロー」

テ「貪欲な壷を発動!」


《貪欲な壺(どんよくなつぼ)/Pot of Avarice》 †
通常魔法(制限カード)
自分の墓地に存在するモンスター5体を選択し、
デッキに加えてシャッフルする。
その後、自分のデッキからカードを2枚ドローする。


テ「機械騎士、機械工兵、機械巨竜、グリーン・ガジェット、レッド・ガジェットをデッキに加えてシャッフル、その後2枚ドロー」

テ「・・・よくも悪くもこれがラストターンだ」

ソ「え?」

テ「パワーボンドを発動!手札の古代の機械巨人と古代の機械獣、古代の機械合成獣、を融合!」


《パワー・ボンド/Power Bond》 †
通常魔法
手札またはフィールド上から、
融合モンスターカードによって決められたモンスターを墓地へ送り、
機械族の融合モンスター1体を融合デッキから特殊召喚する。
このカードによって特殊召喚したモンスターは、
元々の攻撃力分だけ攻撃力がアップする。
発動ターンのエンドフェイズ時、このカードを発動したプレイヤーは
特殊召喚したモンスターの元々の攻撃力分のダメージを受ける。
(この特殊召喚は融合召喚扱いとする)


テ「今、古代の究極兵器が蘇り森羅万象全てを粉砕する!融合召喚!古代の機械究極巨人!!」


《古代の機械究極巨人(アンティーク・ギア・アルティメット・ゴーレム)/Ultimate Ancient Gear Golem》 †
融合・効果モンスター
星10/地属性/機械族/攻4400/守3400
「古代の機械巨人」+「アンティーク・ギア」と名のついたモンスター×2
このカードは融合召喚でしか特殊召喚できない。
このカードが守備表示モンスターを攻撃した時、その守備力を攻撃力が超えていれば、
その数値だけ相手ライフに戦闘ダメージを与える。
このカードが攻撃する場合、相手はダメージステップ終了時まで
魔法・罠カードを発動する事ができない。
このカードが破壊された場合、自分の墓地に存在する「古代の機械巨人」1体を
召喚条件を無視して特殊召喚する事ができる。


テ「パワーボンドの効果によりその攻撃力は倍となり機械城の効果で攻撃力は更に上昇する!」


古代の機械究極巨人 ATK:4400→8800→9100


ソ「こ、攻撃力9100?」

テ「さあ!どうする!この召喚を止めるか攻撃宣言前までに攻撃を止めればエンドフェイズに俺はライフを失いお前の勝ち、攻撃が通れば俺の勝ちだ!」

ソ「ト、トラップ発動!エレメンタル・チャージ!」


《エレメンタル・チャージ/Elemental Recharge》 †
通常罠
自分フィールド上に表側表示で存在する
「E・HERO」と名のついたモンスター1体につき、
自分は1000ライフポイント回復する。


ソ「俺のフィールドにはE・HEROが2体!よって2000ポイント回復!」LP5900→7900

ソ「これでどっちに攻撃を受けてもライフは残る!俺の勝ち・・・」

テ「いや、俺の勝ちは確定した」

ソ「・・・え?」

テ「機械究極巨人でエッジマンを攻撃!」

ソ「まだライフは・・・」

テ「ダメージステップ開始時・・・」

ソ「あ・・・」

テ「手札から速攻魔法発動!リミッター解除!」


《リミッター解除(かいじょ)/Limiter Removal》 †
速攻魔法(制限カード)
このカード発動時に、自分フィールド上に表側表示で存在する
全ての機械族モンスターの攻撃力を倍にする。
この効果を受けたモンスターはエンドフェイズ時に破壊される。


テ「この効果で機械究極巨人の攻撃力はさらに倍となる!」


古代の機械究極巨人 ATK:9100→18200


ソ「1万・・・8千・・・2百・・・」

テ「俺の・・・勝ちだ」

ソ「…… ……」LP7900→0

リ「そこまで!テラの勝利!」

テ「ふう、危ないところだった」

ソ「300まで追い詰めたのに〜」

カ「やっぱ500以下は鉄壁てか?」

ガ「最後に貪欲でよくパーツを拾えたな」

テ「危なかった、貪欲でリミッター解除とアンティーク・ギア、どっちかでも欠けていたら足りなかったからな」

ソ「もうちょっと回りを早くしないとな〜。う〜ん、また調整しなおそう」

テ「俺も少し重いな。作り直そう」

カ「アンティーク・ギアって以外と上級多いしからな。大会まであと少しあるわけだしまだ考える時間はあるだろ」

テ「そうだな、慌てずゆっくり考えよう」













つづきますか?




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